2014年2月27日木曜日

2014/02/25(火) 計算機環境の整備

●VMware vSphere Hypervisor (ESXi)の導入
続き。仮想サーバdaybreakとdaybreak2で朝のバッチファイルがちゃんと実行されたかどうかを点検したところ、daybreak2のほうでは実行されていなかった。よく見ると時計が狂っていた。時刻を同期させた。明日もう一度点検する。

●物品購入
確定申告のため香椎に出かけたついでに、dynabookを改修するために使う工具と工具箱を購入した。家電量販店にはあまり品揃えがなかったので、100均に行ってみたら手頃なニッパー、ラジオペンチ、ヤスリが見つかった。透明ケースも一緒に買って、工具をまとめて収納する工具箱として使うことにした。

●計算機環境の整備
続き

・これまでの経緯まとめ
研究室にある2台のdynabook CX1/212CMEWのうち1台は、何年も前に内蔵HDDが壊れたので放置していた。もう1台のOSをWindows XPからPuppy Linuxに置き換えたところネットブックとして使える状態になった。そこで、壊れたほうの1台もHDDを換装して再生することにした。

まず、Amazonで富士通製Ultra ATA100の2.5インチHDDを購入した。次にdynabookを分解(参考1, 2バッテリを取り出したときに見えるネジを外すのを忘れがち)して、もともと搭載されていた東芝製HDDを取り出し、ケースを外して富士通製HDDのほうに取り付け直し、この富士通製HDDをdynabookに挿入したところ、うまくはまらなかった。これは、コネクタ付近の形状が東芝製HDDと富士通製HDDとでは違っているためであった。富士通製HDDのほうは、底面の板が広く、コネクタの横を覆うように突き出している。このHDDをdynabookに挿入すると、この突き出した部分がdynabook側コネクタの横にあるプラスチックの板状の柱にあたってしまう。そこで、工具を使ってこのプラスチックの柱の部分を削ることにした。

・dynabookの改修
昨日バラしたままのdynabookのUltra ATAコネクタ横にあるプラスチックの柱を、前述の買ったばかりの工具を使って削り、プラスチックのくずは掃除機で取り除いた。跡はきれいとは言い難かったが、富士通製HDDを挿入したところうまく嵌った。挿入したときにまたプラスチックのくずが生じたかもしれないので、念のためHDDはいったん取り外して、もう一度掃除機の吸入口をあてておいた。

・新しいHDDとメモリの挿入
再びHDDを挿入し、dynabookを分解したときと逆の手順で今度は組み立てた。また、元のHDDが故障した時点でメモリは取り除いていたので、組み立ての過程で1 GB×1個と500 MB×1個を取り付けた。
ACアダプタをつないで電源を入れたところ、ちゃんと起動した。システムがないというエラーが出たが、この時点で内蔵HDDはまっさらなので、このエラーは当然である。

・メモリ搭載量の調整(失敗)
メモリ搭載量が1.5 GBのままでよいかどうかが気になった。そこで、Puppy Linuxを入れておいたもう1台のdynabookのメモリ搭載量を確認したところ、500 MBが2枚差さっていた。この確認作業の過程で何かマズいことをしてしまったのか、開いた本体を元に戻して電源を入れたら、画面表示が乱れたり音が雑音交じりになったりした。そこで、確認作業のときに触ったメモリ500 MBの1枚を別のメモリ256 MBで差し替えて再び電源を入れたところ、正常に動作した。取り外したほうの500 MBに問題があると思しいので、これには「故障」という付箋を貼って保管することにした。これでこちらのdynabookのメモリ搭載量は756 MBになった。1台が1.5 GB、もう1台が756 MBと2倍の差があり、アンバランスな感じがする。

・Lubuntuの導入
Lubuntu 12.04のISOイメージをCD-Rに焼いて、これを使ってdynabookを起動し、インストールを行った。それなりに時間はかかったが、特に引っかかることもなく、すんなりと完了した。必要なユーザアカウントを作り、デスクトップやファイルマネージャやChroniumなどの動作を確認した。
Puppy Linuxを入れておいたもう1台のdynabookにもLubuntuを導入した。こちらはメモリが少ないせいか、ユーザアカウントを作るダイアログでキーボード入力がおかしくなったが、どうにか先に進めていったんインストールを終わらせ、再起動をかけたところ問題なく動くようになった。こちらにも必要なユーザアカウントを作り、同様に動作を確認した。

・結果
これでLubuntu 12.04が動く同型dynabookが2台出来上がった。Puppy Linuxほどではないが軽快に動作するので、ネットブックとしてはこれで十分である。また、デスクトップの使用感はいくらかWindowsと似ているので、学生が卒研ゼミの議事録を書くために使うならこれでも良さそうである。
内部のプラスチックの柱を削ったほうは強度に不安があるので、こちらは私の研究室の会議机に据え置いてネットブックと使うことにする。もう1台は、2/20(木)に考えた通り、ゼミナール室において議事録用とする。いったん議事録用にしたThinkPad X60は、いずれWindows 7を導入して、録画用とする。

●電子錠登録・登録抹消
3年次生のHくん(後述)をゼミナール室の電子錠に登録した。

●その他
3年次生のHくんからメールで、ハッカソンのため4階演習室を使わせてほしいという申し入れがあった。あいにくそちらでは実験や授業などの環境を作っている最中であるから、代わりにゼミナール室を使うことを了承した。

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