2014年6月2日月曜日

2014/05/31(土) da1 授業準備

午後からオフィスに。

●卒研システムの保守
続き。daybreak2の改訂版バッチ処理がWindowsのタスクからでもうまく実行されていることを確認した。そこでdaybreakのバッチにも同じ変更を加えることにした。
まずdaybreakにもResource Kit Toolsを導入した。次に、ファイルサーバmoonlightから電子錠登録データをrobocopyで取り込むようバッチファイルを改訂した。このバッチファイルを手動で実行して、ちゃんと動くことを確認した。さらに、このバッチファイルを呼び出すWindowsのタスクについても、アカウントやスケジュールを設定しなおした。daybreakではタスクの実行頻度を1日に3回に上げることにした。
この設定を行った後すぐにタスクの実行タイミングが来て、タスクから呼び出されたときでもうまく実行されていることを確認することができた。
ついでなので、消費電力データのCSVファイルのうち最近の分をmoonlightにコピーしておいた。

●計算機環境の整備
★仮想マシンのHDD容量拡張
daybreakおよびdaybreak2のHDDの残り容量が1 GB程度になっており、ちょっと大きなWindowsのパッチでもあれば不都合が生じる懸念があるので、仮想HDDを拡張することにした。
まず、それぞれをいったんシャットダウンした。VMware vCenter Converterを使って、これらの仮想マシンのバックアップをデスクトップPCに作った。先日のオペミスに学んで少し慎重になった。
次に、VMware vSphere Clientから仮想マシンの設定を開き、仮想HDDの容量を32 GBから40 GBに変更した(SCSIなので編集できた)。GPartedのISOファイルを仮想CD/DVDドライブに接続した。仮想マシンを開始して[ESC]キーでブートメニューに入り、CD/DVDドライブからブートした。GPartedでパーティションをHDD容量いっぱいに広げた。再起動してWindows Serverにログオンすると、Windowsからドライバの更新とかで再起動を要求されたのでもう一度再起動した。これで完了した。

★TrueCryptの開発終了について
数日前にTrueCryptの開発終了が発表されたとのことである。

・ITmedia: 暗号化ツールTrueCryptに突然の終了宣言、「セキュリティ問題」を警告, 2014/05/30.
・INTERNET Wtach: 暗号化ソフトTrueCryptは「安全ではない」, 2014/05/30.

オフィスでも自宅でもTrueCryptを使っているので、これからどうするかを検討した。
WindowsにはBitLockerがあるが、BitLockerで暗号化されたドライブにWindows XPから書き込むことはできない。業務上やむをえずWindows XPマシンを使うこともあるので、BitLockerでは不足である。
ウェブ検索で探してみたところBestCryptというソフトウェアがあるらしいが、代替ソフトウェアとして十分な機能を持つかどうかは不明である。公式サイトでシステム要件を見るとWindows 8/8.1は載っていないが、バージョン1.04からWindows 8でも使えるようである。
TrueCryptを使っていると今すぐに危険に晒されるというわけでもないようであるので、BitLockerやその他のソフトウェアで代替できる部分はそうするとしても、しばらくはTrueCryptを使い続けることにする。しかし、そう長くは続けられないかもしれない。開発が誰かに引き継がれることを期待する。

●ltp 授業処理
これまでに受講者からメールで提出されたレポートについて、まず採点基準を検討し直して、〆切までに合格水準のレポートを提出した者が不利にならないようにした。これにもとづいて、評価用Excelファイルに数式を入力してレポートを採点した。
また、今週から始まったクラス内のアンケート調査についても、状況を評価用Excelファイルに入力した。
これらのデータは成績確認システムにも載せた。

●公開授業参観
5/22(木)の公開授業参観について、ようやくアンケートを書いた。メール添付で事務室とT先生に送付した。

●da1 授業準備
第9回・第10回の資料を用意した。第9回にはあまり手間をかけなかった。第10回については、今年度の受講者が昨年度よりも演習に手こずる傾向にあることを考慮して、小テストと演習問題を見直した。もともとこの回の小テストは演習につながるように作っていたが、この結びつきをもっと強めて、小テストの解説をちゃんと聞いていれば演習問題のうち1問はほとんど誰でも解けるように設定した。問題のスライドにヒントを増やした。難度の高そうな要注意コードは必須問題から削除して上級問題に組み込み直した。スライドとJavaコードを交互に編集しながら検討を重ねて仕上げたので、当初考えていたよりもずっと時間がかかってしまった。
完成した資料は所定の場所に置いたが、関係の先生方への連絡はまだ行っていない。

今回に限らず、授業をやっている時間よりも、準備や処理にかかる時間のほうがずっと長いのであるが、こういうことは学生は知るはずもないよなとあらためて思った。

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