2015年12月13日日曜日

2015/12/12(土) lt 授業計画, 計算機環境の整備

●lt 新カリキュラムの授業計画
続き。一晩寝かせた授業計画案に修正を加えた。また、その過程で留意したことをテキストファイルに書き出してみた。これらをまとめてメールでS先生、In先生に送付した。

●電子錠登録・登録抹消
Ap先生からメールで連絡があった。直接的な言い回しではないものの登録作業を催促しているようであった。しかし登録申請書は受け取っていない。学部事務室に確認したところ、Ap先生から申請書のハードコピーが提出されたということであった。これを回収し、その記載内容にもとづいて電子錠登録を行った。また、その旨をメールでAp先生に報告し、今後はメール添付でファイルを送ってほしいことを付記した。

学部事務室のある階で、ある学生がG先生と立ち話しているところに出くわした。プリンタ室が開かなくてこの学生が困っているということであった。一緒に2階のプリンタ室に行って自分の身分証で解錠してみたところ、あっさり開いた。あとでプリンタ室の電子錠の設定を確認する。

Ic先生からメールで、学生証再発行後の再登録の手続きに関して問い合わせを受けた。学生が特に何かする必要はない旨を返信した。

●計算機環境の整備
★4階演習室のPCの保守
4階演習室に置いている演習用デスクトップPC 5台、自分用ノートPC (nightfog)、実験用デスクトップPC 2台の計8台でWindows Updateなどの更新を実行した。一部のPCではLenovoの保守用ソフトウェアの設定を変えて余計な処理が走らないようにした。

★CyberLink PowerDirector 14 Standardの導入
購入したPowerDirector 14 ×7本のうち5本を、演習用デスクトップPC 5台に導入する作業を行った。まず、PC内にある学生の作ったデータをファイルサーバにバックアップした。次に、インストール用DVDを各PCに挿入して、PowerDirectorおよび付属のコンテンツパックをインストールした。PowerDirectorを起動してみたところアップデートがある旨が表示されたので、これもダウンロードして導入した。
ノートPC nightfog にはすでに導入済みであったが、これにもさらにアップデートをかけた。
各PCにおいてユーザ登録を行った。また、製品番号およびプロダクトキーとPCとの対応を記録した。

●卒業研究の指導
★実験用デスクトップPCの準備
4階演習室に置いていたPCのうち、教員用として使っていたDELL Vostro 200をゼミナール室に移した。

★Lubuntu 12.04のインストール手順の検討
続きInくんの席の隣に置いたデスクトップPCでずっと検討作業を行っていた。Lubuntu 12.04のISOイメージを焼いたDVD-RからLubuntuを起動する手順は何度も試したが、USBメモリからの起動はまだ一度も成功していなかった。新しく購入した16 GBのUSBメモリを今後バックアップ用に使うことにしたので、これまでバックアップに使っていた8 GBのUSBメモリ×2本が空いた。これにISOイメージを書き込んでブータブルメディアとして使ってみることにした。
2本のうち1本にUNetbootin (Windows版613)でLubuntuを書き込み、これを使ってデスクトップPCを起動し、うまくいくことを確認した。ただし気に入らない点が二つあった。

(1) USBメモリから起動するには、BIOSの設定を変更しなくてはならない。いったん設定すると、USBメモリが挿してある限り、いちいち設定しなくても次からはUSBメモリから起動するようになる。しかし、一度USBメモリを抜いてHDDから起動してしまうと、BIOSはこの設定を忘れてしまうので、次にUSBメモリから起動するにはまた設定しなくてはならないので面倒である。

(2) USBメモリから起動したときのメニュー画面の見た目が、DVD-Rから起動したときと大きく違う。最初に言語の選択メニューが表示されず、そのあとの画面もずっと英語モードになってしまうので(私はともかく学生には)不便である。

起動メニュー画面がLubuntu本来のものに近づき、なおかつそこで簡単にHDDからの起動へ移ることも選択できるなら、(1)と(2)が一挙に解決する。そこでまずこれについて検討した。UNetbootinで書き込んだときに用意されるメニューの設定は、USBメモリのルートディレクトリにあるsyslinux.cfgに書かれている。これを変更するなり差し替えるなりすればある程度のことはできそうである。やってみると、メニュー項目の順序を変えて、当面の作業に必要な項目を上に置くことはできた。しかし見栄えを全く変えてしまうとか、起動メニューのシステム自体を別のものにしてしまうのは、私が少しいじってできることではないようであった。結構試行錯誤したが、結局この方針は放棄した。

次にUNetbootin以外のツールを使うことを検討した。ブータブルUSBメモリを作るためのツールマルチブートにこだわらなければかなり多いようである。その中でもRufus 2.5LinuxLive USB Creator 2.9.4を試した。
まず、今日空いた2本のうちもう1本のほうにRufusでLubuntuを書き込み、これを使ってデスクトップPCを起動してみた。Rufusからの書き込みはうまくいくが、PCの起動はごく最初のほうで黒い画面のまま止まってしまった。Rufusの書き込みモードとしてISOとDDの両方を試してもうまくいかなかった。あとで判ったことであるが、Rufusの代わりにUNetbootinを使ってもこのUSBメモリではうまくいかなかった。このUSBメモリ若干老朽化していたようである。
次に、先にUNetbootinでブータブルにしていたUSBメモリのほうにLinuxLive USB CreatorでLubuntuを上書きし、これを使ってPCを起動してみた。これはあっさりうまくいった。起動メニュー画面もDVD-Rから起動したときのLubuntu本来のものに近く、最初に言語の選択メニューで日本語を選択すればあとは日本語モードで動くようであった。これで(2)は解決した。

あとは(1)が残った。このデスクトップPCを前述のDELL Vostro 200と入れ替え、このVostroにUSBメモリを挿して起動したところ、BIOSの設定画面にまでは要らなくてもBOOT MENUで起動メディアを選択でき、(1)よりは簡単であった。これで(1)については妥協することにした。

ここまでの検討の結果として、2台のデスクトップPCは次のような配置になった。

(Inくん用)
・DELL Vostro 200
  - CPU: Pentium (不詳)
  - 主記憶容量: 4.0 GB (PC2-5300)
  - ハードディスク容量: たぶん80 GB
  - DVDドライブ内蔵
・ブータブルメディア
  - DVD-R: Lubuntu 12.04のISOイメージを書き込み済み
  - USBメモリ: LinuxLive USB CreatorでLubuntu 12.04のISOイメージを書き込み済み

(Koくん用)
・ノーブランドのPC
  - CPU: Celeron D, 2.80 GHz, PAEフラグあり
  - 主記憶容量: 1.0 GB (PC2100)
  - ハードディスク容量: 160 GB
・外付けDVDドライブ: ASUS製, USB接続
・ブータブルメディア
  - DVD-R: linuxBean 12.04のISOイメージを書き込み済み
  - DVD-R: Windows XP SP3のISOイメージを書き込み済み

今後の課題として、まずInくんにはLubuntuのインストール手順を確認してもらう。また、途中でクラッシュすることがある問題について、USBメモリを使う場合にはどうなるかを検証してもらう。
またKoくんには、まずWindows XPをインストールしてもらったのち、これを残したままで同じHDDにさらにlinuxBeanをインストールするときの手順を確認してもらう。
いずれもある程度の手順や記録の書式はこちらで作って渡す必要があるであろう。

こういうことをやっているから自分の研究は進まないんだなと思うが、二人ともそれぞれ卒研に真面目に取り組んでいたので、もう少し意味がある形にするためにこれもやらせたい。

●その他
ゼミナール室の床の一部に掃除機をかけた。キャスター付きキャビネットのキャスターのゴム部分が砕けて床に散らかるので困る。

自室内のソファと椅子にコロコロをかけた。

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