2012年11月15日木曜日

2012/11/14: 授業実施・準備(gw, da2, FK)、会議

●授業実施・準備(gw, da2, FK)
・gw
2限目に第8回を実施した。
前回に続きHTTPを取り上げた。前回から間が空いたので、まずスライド資料を見せながらHTTPの基本的なルールをさらって、次に簡易Webサーバの実装の残 りを行った。学生がそれぞれ自分のEclipse環境に入力した簡易Webサーバを実行させ、Webブラウザでアクセスさせてみると、ちゃんと応答として Webページが出力された。
単に動いた動いたというだけでは面白くないので、簡易Webサーバのセキュリティホールを突かせてみようと、演 習用ツールの一つであるSocketClient.exeを使わせてみたら、どういうわけか学生のPCではSocketClientはエラーを起こして動 かなかった。仕方がないので自分のノートPCで動かして見せた。それでも、外部からの入力は必ずしもルールに従っているとは限らないので信用してはいけな いということは伝わったと思う。

授業後、SocketClientのソースコードを見直し、恐らくここが原因であろうと思しい箇所を修正した。SocketオブジェクトのメソッドConnectを呼ぶときに、引数をIPEndPointオブジェクトにして
    socket.Connect(new IPEndPoint(Dns.GetHostEntry(hostname).AddressList[0], port));
としていたが、これは奇妙なコードである。恐らくコーディング時にVisual Studioの補完機能に頼りすぎたのでこうなったのであろう。次のように変更した。
    socket.Connect(hostname, port);
自分のPCでは動作テストはできないので、来週もし可能なら学生に新しいSocketClientを試してもらうことにする。

・da2
明日の第8回では、4限目に小テストと模擬試験、5限目にヒープの講義と演習を実施する。
Y先生の用意された演習問題はヒーププログラムの穴埋めであり、限られた時間の中で解くのは難しそうに思えた。そこで、必須問題ではなく加点問題(da2の用語でいうと“課題”)にすることも考えて、Y先生にも相談した。しかし、穴の部分は学生に隠さず教えてしまい、プログラムの動作を確認させるほうが主眼であるということであったので、演習のまま出題することにした。

スライド資料のPDF版を作り、手持ち資料としてカラープリンタでハードコピーを出力した。
模擬試験を自分で解いてみた。
スライド資料に一通り目を通し、説明の仕方を考えた。ヒープの説明については昨年度のda3のスライド資料を流用することも考えたが、それだと限られた時間の中でかえって学生に詰め込むことになりそうなので、結局Y先生のスライド資料のみを使うことにした。

演習用ファイルを用意して授業用Webページに掲載した。
TA向けに資料一式を所定の場所に置いた。

・FK
明後日11/16(金)第7回のスライド資料PDF版のハードコピーをカラープリンタで出力した。

●会議
4限目・5限目の時間帯は学部の会議であった。
学習環境に関するアンケートの回答を集計したことを報告した。

●学生への連絡
3年次生に第3回就職ガイダンスおよびSPI対策についてMLを通じて連絡した。
Uくんには来週11/19(月)の演習2をSPI対策に振り替えることをメールで連絡した。

●その他
学内売店で発注しておいたボールペン替芯1箱が届いた。明日伝票を事務室に提出する。

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