2015年1月24日土曜日

2015/01/24(土) 教職課程認定申請の書類

午前中は自宅で休養。
午後からオフィスに。


●Linux + Webカメラの検討
以前から学内の景色や研究室内の様子を定点観測する仕組みがあったらいいと思っていた。動かしっぱなしということになるとWindowsではなくLinuxを使うほうが適切であろう。古いWebカメラが浮いているので、これを有効活用できるかどうかを、気分転換も兼ねて軽く検討することにした。

自室の会議机にネットブックとして置いているLubuntuマシンのdynabookに、棚の中で眠っていたLogicoolのQuickCam MessengerQuickCam Pro 9000をつなげてみた。なお、このPro 9000は内蔵マイクが壊れたと思しいので使うのをやめたものであるが、カメラは健在である。まずMessengerをUSBポートにつないで、端末エミュレータから lsusb を実行してみたところ、デバイスの一つとして
   Logitech, Inc. QuickCam Messenger
が表示された。左下のスタートメニューから guvcview を起動したところ、カメラからの入力映像が画面に表示された。スナップショットも録画も撮ることができた。次にMessengerをPro 9000につなぎかえて lsusb してみたところ、デバイスの一つとして
   Logitech, Inc. QuickCam Pro 9000
が表示された。また guvcview で入力映像の表示もされた。画質はこちらのほうが圧倒的に綺麗であった。撮りの可否は確認しなかったが、恐らく大丈夫であろう。これで、いずれのWebカメラもLubuntuで使えることは判った。正直なところ、Lubuntuでもこれぐらいは当たり前にできるということに驚いた(QuickCam MessengerはWindows 8.1では使えなかった)。

Webカメラを自作プログラムから制御するにはどのような方法があるかを調べてみた。USB Video Class (UVC)対応のWebカメラであればソフトウェア環境は共通化されていて都合が良いようである。調べた限りでは、MessengerはUVC非対応、Pro 9000はUVC対応ということのようである。そうすると、 guvcview は名前に反してUVC非対応のカメラも扱うことができるということであろうか。APIとしてはVideo4Linux2が利用できるようである。

参考文献 - UVCについて
USBビデオクラス, IT用語辞書バイナリ
USB video device class, Wikipedia (英語版)
USB Device Class Specifications, USB.org
Linux UVC driver and tools
USB Video Class Driver Overview, MSDN

参考文献 - UVC対応カメラについて
List of USB video class devices, Wikipedia (英語版)
Logitech Quickcam Pro 9000, ArchWiki

参考文献 - Video4Linux2について
Video for Linux 2 に関する情報ページ, サイバラのページ

定点観測そのものは研究ネタになるようなことでもなく、探せばネットには情報もフリーソフトウェアもたくさんあるであろうが、定点観測を応用した面白いアプリケーションを提案することができれば、卒研ネタぐらいにはなるかと思う。いま考えているネタをもうしばらく寝かせた上で、技術面の検討をこれ以上進めるかどうかを決めることにする。

●卒業研究の指導
続き。休学中の学生が次年度の卒業研究をどうするつもりかを確認するため、この学生の自宅に電話した。学生本人と話すことはできなかったが、電話に出た女性には伝言をお願いした。

●教職課程認定申請の書類
12/09(火)に提出した教育研究業績書について、教務課のYoさんからメールで、所定の様式に合わせるため変更してほしい旨の依頼があった。ページ番号や著者名の書き方など不明な点があったので、教務課に内線番号に電話をかけてみたが、応答がなかった。仕方がないので、どちらかが当たりであろうという2パターンの変更案を作ってメール添付で返送した。一つは単純に変更の指示内容を額面通りに受け取って作ったパターンAで、もう一つはパターンAのままでは誤解を招く恐れがある部分を修正したパターンBであった。折り返しYoさんから返信があり、パターンAのほうが文科省の指示に沿っているのでそちらを使うということであった。ちょっと心配であるが、どうせこちらでは判断できないことであるので先方に任せることにする。

●卒業研究会の準備
学部では全研究室が4グループに分かれて並列に発表会を行う。今年度の当研究室はグループ3の発表会に参加する。
グループ1, 2の発表会プログラムを受け取ったので、ScanSnapでPDF化した。グループ3の発表会プログラムもSa先生からすでにいただいていたExcelファイルからPDF版を作った。
グループ4のものも揃ったら、3年次生に周知する。

●進路指導Webサイトの更新
昨日A先生からメールで流れてきた学内行事のチラシPDF版をWebサイトに掲載した。

●次年度の卒業研究の準備
2月、3月の卒研ゼミの日程をGoogleカレンダーと相談しながら決めた。決まった日程をK'sLifeを通じて卒業研究着手見込者に連絡した。

卒業研究テーマを決めるのが難しそうな学生について、これまでの面談記録を検討した。面談の録画は役に立つ。

●JABEE WG: 演習1・2のWebレポート保存
バックアップされたWebレポートの一覧を作るindex.phpに、演習1ないし演習2の再履修者がいるときには重複して履修情報を一覧の中に表示するというバグがあることに気付いた。実際には単位を取ったときの履修情報のみ表示すればいいので、そうなるようにindex.phpを修正した。

バックアップ作業はまだ行っていない。Webレポートが今年度後期のバックアップ対象になっている学生(つまりJABEEコースに所属して演習2を履修している学生)のうち、Webレポートをまだアップロードしていない学生が4名いることを確認した。

すでにアップロードされたWebレポートの中に、大きな動画ファイルを異なる名前で二重に含んでいるものがあることに気付いた。動画ファイルのうちの一つはシフトJISで日本語の名前がつけられているらしく、端末エミュレータでは文字化けして読めなかった。Webレポートのindexからもリンクされていないので、不要なもののはずである。当該学生にメールでこの動画ファイルを削除するよう連絡した。

●卒業論文の添削
KくんとToくんのぶんは今日やっつけるつもりであったが、ほとんど進まなかった。Toくんの卒業論文〆切稿のハードコピーを作って、少し添削しただけであった。

ところで、Toくんの卒論をプリンタ出力するときに、DocuPrint 3050が何度も紙詰まりを起こした。両面印刷が何ページも続くと良くないようである。そろそろ寿命が近いのかもしれない。不調になる前に備品購入申請を出しておくべきで、そうしなかったのは判断ミスであったと今さらながら思った。

●その他
1/08(木)に訪問を受けたA社から、学外行事の案内を受け取った。2/09(月)までに返事を出さなくてはならない。〆切ぎりぎりまで返事を保留する。

関連当事者との取引がどうこうという調査について、回答書類を作った。週明けに学部事務室に提出する。

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