2013年5月14日火曜日

2013/05/13: 授業実施(基礎1, 演習1)

●卒業研究の指導
卒研生5名のうち、割り当てられたデスクトップPCではWindows 7使いたいと言っていたOくんが、午前中にゼミナール室でインストール作業をやっていたので声をかけた。
彼には先週の卒研ゼミの際に、ハードディスクの中の一番大きいパーティションにインストールするよう注意を与えていたが、Windows XPのリカバリ用パーティションにWindows 7をインストールしてしまっていた。これではもう出荷状態に復旧できないし、システムドライブの容量が小さくてまともに使用できない。そこで、パーティションを全部つぶしてインストールしなおすよう助言した。できたかどうかは未確認。Oくん自身の勉強のためにも、こちらからは簡単な助言を与えるだけにとどめて、あくまでも作業や判断は本人にさせることにする。

●授業実施(基礎1, 演習1)
・基礎1 実施
3限目は基礎1の第5回であった。今回は、他の先生方のクラスと合同での、外部から招いた講師によるマナー講座であった。学生と一緒に聴講したほか、女子学生への配布を依頼されていたチラシを授業開始直前のタイミングをつかまえて配布した。

・演習1 実施
4限目は演習1の第5回であった。今回は、他の先生方のクラスと合同での、CSCによる就職ガイダンスであった。学生と一緒に聴講した。自分のところの学生がちゃんと出席しているかどうか探したところ、5名のうち4名は出席していた。1名は不明。

●電子錠登録・登録抹消
期限切れの登録を削除するためのデータを作った。未処理

●C#版「大きな赤い矢印」の開発
Delphiで開発した「大きな赤い矢印」は、マウスカーソルを矢印が追いかけるという単純なアプリケーションであるが、自分では気に入ってずっと授業や研究発表などプレゼンテーション全般で使っており、他の数人の先生方にもお使いいただいている。しかし現行版には、Windows 7 + PowerPoint 2010のスライドショーで使うと、矢印の移動時に画面がチラチラするという症状がある。矢印の正体は矢印部分以外を透明にした小さいウインドウなので、このウインドウの移動に伴う再描画がチラチラを引き起こすようである。
この問題を解決するために、かねてから考えていた新版をようやく開発した。この新版の特徴は次の通りである。

・開発言語はDelphiではなくC#とする。
・実行環境は.NET Framework 2.0とする。
・画面上で小さいウインドウを移動させるのではなく、画面いっぱいに広がる大きな透明のウインドウの中で矢印の画像を移動させる。

画像をBMP形式で貼ると、画像のうち透明に指定した部分がWindows XPでは透明にならないことがあった。別のXPベースPCでは透明になったので、PC側の画面設定か何かに左右されるのであろう。この問題は、画像をPNG形式に変換して透過色を指定した上で貼り付けたところ、解決したようであった。

マルチスクリーンにした場合にも対応できるよう、2秒おきにScreen.AllScreensを調べて透明のウインドウが全体を覆うように作り、実際に動作を確認した(Delphi版では単純にマウスカーソルを矢印ウインドウが追うだけなので、このような処理は不要であった)。

また、休止状態やスリープから復旧したときにも問題なく動くことを確認した(Delphi版では例外が起きていたので、例外をtry-catchで捕まえていったん矢印を非表示に切り替えるようにしていた)。

一応完成し、もともとの問題も解決したように見えるが、XPベースPCではメニューを表示したときなどに矢印の残像が画面に残って見苦しくなるという現象が起きる。Windows 7では起こらないようであるが確実ではない。しばらくは使いながら様子を見る

●授業準備(swB)
・swB 準備
5/16(木)第5回で使用するスライド資料はすでに作っていた。このスライド資料に書いていない実習問題を考えていたが、これについては授業中に口頭で説明することにして、スライド資料は完成ということにした。PDF版を作り、助手・TAが参照できるよう所定の場所に置いた。

これまでに授業用Webページに掲載していたPDFファイルを全てZIPの書庫ファイルに置き換えた。第5回のPDFファイルもZIPで圧縮した上でWebページに掲載した。

K'sLifeに最終回までのレポート受付を全て作った。実習問題のための受付も作った。

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