2016年12月2日金曜日

2016/11/29(火) gw 授業実施、計算機環境の整備

●システム運用室 備品プリンタの申請
続き。学部事務室からメールで申請内容について問い合わせがあったので回答した。

●gw 授業実施
2限目に第10回を実施した。2名とも出席。
前回は欠席者がいたので、授業は先に進めず少し寄り道するようなとこをした。今回は受講者が揃ったのでちゃんと先に進めた。予定より遅れているが、もう少しでプログラミング演習は終わりそうである。次回までに文献を準備しておかなくてはならない。

●進路指導Webサイトの更新
Ab先生からメールで流れてきた学内合同企業説明会の資料2点をWebサイトに掲載した。

●学生コンテスト企画 協力
12/17(土)のコンテストに出席するため、近接地出張願を作って学部事務室に提出した。

●日報ブログ相互点検システムの改修(管理機能)
続き。PHPスクリプトおよび MariaDB 内のデータベースをサーバ dawn から dusk にコピーした。また、今までなかった [戻る] リンクをつけるといった程度の軽い改訂を行った。これをきっかけにリンクメニューについて悩み始めた。とにかく作るのなら簡単であるが、学生にサンプルとしてコードを提供することを考えるとコードの構成をきれいに作る必要がある。

●公開授業参観
火曜4限目に実施されているN先生の研究科の授業を参観した。興味深いところがあった。
参観後に参観アンケート回答を作り、学部事務室に提出した。

●計算機環境の整備
★仮想サーバの保守
研究室の仮想サーバ aurora, dawn, dusk (いずれも CentOS 7)の3台で sudo yum update を実行した。

★NFSに関する検討
続き。探しておいたWebページを読んだが、これはという決定的な情報らしいものは見当たらなかったが、とにかくファイルのロックに関する機能は NFSv3 にも v4 にもあること、v4 ではRPC関係のプログラム構成が v3 から変更されたことは判った。今回自分が悩んでいる問題も、このNFSのバージョンと関係があるかもしれない。
NFSクライアント側の fstab を見たところでは v4 ではなく v3 が使われているようであり、FreeNAS 側では v4 を使わない設定になっている。クライアントとサーバとでNFSのバージョンは合っているはずであるが、v3 の機能の一部が何らかの理由で動いていないのかもしれない。これを解決するのがキレイであるが、単純にv4 にするのが簡単かもしれない。
悩むのが面倒になったので実際に試してみることにした。

1) ファイルサーバ moonlight (FreeNAS 9.10) のNFS設定において "Enable NFSv4" にチェックを入れた。
2) NFSクライアント側である dawn と dusk (いずれも CentOS 7)を sudo reboot -n で再起動した(/etc/fstab 変更なし) 。
3) moonlight に PukiWiki を置いた。dawn, dusk の httpd はこれにNFSを通じてアクセスできる。
4) Webブラウザで dawn や dusk にアクセスした。

結果はまぁまぁ良好であった。NFSv4 を有効にする前は、Webブラウザで dawn や dusk にアクセスしても NFS 上の PukiWiki はマトモに動作せず、しばらく待たせたうえで flock が失敗したというようなメッセージを出力するだけであった。今回 NFSv4 を有効にしてからは PukiWiki のページが表示されるようになった。
ページの編集を行うと、(待たせずに) pkwk_chown(): flock() failed というメッセージを表示するが、ページの更新自体は正常にできるようにもなった。恐らく更新履歴の処理のどこかでコケているのであろうが、chown はどうしようもないであろう。

NFSクライアント側で /etc/fstab の nfs を nfsv4 に変更していないので、読んだ限りのドキュメントが正しければ NFSv4 を使う設定にはなっていないはずであるが、さしあたりこれでいいことにする。
(2016/12/03追記: 書籍 p.548 によると「CentOS 7ではNFSv4が標準」とのこと。)

●電子錠登録・登録抹消
昨日教務部から学生証再発行2件について連絡を受け取っていたので処理した。

●その他
S研の院生1名の修士論文について副査を引き受けた。

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