2014年4月13日日曜日

2014/04/11(金) 計算機環境の整備(オペミス)

昼からオフィスに。夕方には散髪のため一時外出した。

●swB学生対応
カリキュラム変更前の科目として履修している学生からメールで、レポートを提出できないという連絡を受け取った。K'sLifeにこの科目分のレポート受付を作り、メールでその旨を返信した。

●da3授業準備
準備済みの第2回の小テストの内容を検討し、特に変更しないことにした。

●da1授業準備
昨日の授業中に後方座席の学生から、小テスト解説用スライド資料の文字が小さくて見づらいという指摘を受けたので、第2回のスライド資料を文字が大きくなるよう改訂した。
G先生からタイピング課題の告知スライドについて誤りの指摘を受けたので、当該箇所を修正した。

●教務委員のサポート(研究室分けガイダンスの準備)
研究室紹介スライド資料準備について、先生方にリマインダを送った。

●計算機環境の整備(オペミス)
他研究室から移籍してくる学生HくんのためにデスクトップPCを用意しなければならない。もとからいる学生用のdc7700と同等のものを調達するため、ファイルサーバmoonlightに使っていたdc7700を転用することにした。これがトラブルの種になった。

まず、休学の決まった学生1名のdc7700からOffice 2010を削除し、多少Windows XPの保守を行った。このdc7700は彼の復学まで確保しておかなければならないが、当面は使わないので、メモリ2 GBのうち1 GBを抜いたのち、窓際の場所に移した。これで、Hくんの場所とメモリは確保した。

次に、ファイルサーバmoonlightからはrobocopyで自分のデスクトップPCにバックアップをとった。ついでに仮想サーバdaybreak2から電力データも最新のものをバックアップしておいた。moonlightをシャットダウンし、メモリ1 GBを追加した。これでメモリ搭載量は3 GBになり、他のdc7700と同じになった。これにWindows 7を導入し、ゼミナール室の空いた場所に移した。

旧Hゼミナール室からデスクトップPC(dc7700より前のdc7600)とワイド液晶ディスプレイの1セットを持ってきて、ディスプレイのほうは上述のdc7700のほうに組み合わせた。電源を入れて動作を確認した。これで学生人数分の台数をそろえることができた。

代替のファイルサーバとして、VMware vSphere Hypervisor (ESXi) 5.5の仮想サーバを用意することにした。まず浮いていたハードディスクをMicroServerに挿した。既存のパーティションはあらかじめ消しておかないとESXiでは初期化してくれないので、MicroServerにリモートアクセスカードの機能でGPartedのISOファイルをドライブとして接続し、パーティションを削除した。このとき誤ってすでに仮想マシン7台を入れているほうのハードディスクからパーティションを消してしまった。気づいたときは遅かった。
仮想マシン本体が入っているのではない小さいパーティションのようであったので、これがスワップエリアか何かなら問題ないかもしれないと思い、パーティションを作り直してESXiを起動してみたが、起動中に止まって先に進まなくなった。仮想マシンの2月時点のバックアップはあるし、さいわい電力データは直前にバックアップをとったので、あっさりあきらめてバックアップから復旧作業をすることにした。

とにかくMicroServerのハードディスク増設を済ませ、パーティションはすっからかんにしたあと、ESXiを起動して空の状態を作った。これに、2月時点の仮想マシンのバックアップをConverterでつっこんだ。Windows XP環境の仮想マシンcontrailだけは作り直した(これは環境を整備した直後のバックアップがあったのであるが、そのことを忘れていた)。

これと並行して、もともとの目的であった仮想ファイルサーバを作った。FreeNAS 9.2.1.3を入れて動かしてみた。最初に仮想マシンを作ったときには、システム用にドライブ1台を占有することを知らずに共有用のドライブを用意しなかったので、この仮想マシンはつぶして作り直した。
設定をWebブラウザからできるのは便利であるが、共有用ドライブ内にディレクトリに作る手順がわからず、結局コンソールからmkdirやらchownやらchmodやらを実行した。
CIFSのサービスを開始するとエラーになってonにならない問題が生じた。アラートのアイコンをクリックしたところadvanced settingsでsystem dataset poolを選べとかいうメッセージが出てきたので、その通りにやったら解決した。

どうにか設定を終わらせたのち、上記のデスクトップPC内のバックアップをコピーしはじめたところ、この処理が非常に遅くて仕方なかった。FreeNASはZFSではメモリを喰うらしいが、UFSでRAIDなしでも重いのであろうか。仮想マシンにあまりメモリを割りあてることができないので768 MBにしておいたが、ESXiのパフォーマンスモニタを見た感じではかなり厳しいようである。このコピーが終わるまでに何時間かかるとも知れないし、この様子ではコピーが終わって実運用に入っても使いものにはなるまい。

そこで、この仮想マシンとFreeNASの組み合わせはあきらめて、旧Hゼミナール室から持ってきたばかりの古いdc7600にCentOS 5を導入して臨時のファイルサーバmoonlightにすることにした。なお、このPCにはATI RADEON X600が挿さっていたのでこれを取り除いておいた(4階演習室の実験環境で使えそう)。
CentOSを導入してGUIからSambaの設定をすることろまではすいすい進んだが、細かい設定をするためにコマンドプロンプトからあれこれやったあたりからうまくいかなくなった。他のPCから共有フォルダにアクセスすると、ファイルの作成はできるのに編集や削除ができなかったり、ディレクトリは作成すらできなかったりする現象が起きた。いろいろやっているうちにSELinuxの設定が足りなかったことが判った。このあたりは自分の知識が古くてついていけていないところであるが、とにかく本の記述をヒントにして設定をいじったら解決した。

あらためてこの臨時moonlightにデスクトップPCのバックアップをコピーしてようやく落ち着いた。とうに日付は変わっていたが泊まりたくなかったので帰宅することにした。仮想マシンのバックアップをConverterでESXiに転送する処理は終わっていなかったが、これは放置した。

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