2013年11月8日金曜日

2013/11/07(木) 授業実施(da2)

今日から大学は通常運転に戻った。
自分は昼からオフィスに出てきた。

●学生への修学指導
面談したい旨の連絡をした学生は5名であったが、そのうち来室したのは2名だけであった。
1名とは昼休みに、もう1名とは3限目に面談した。それぞれの概要をK'sLifeに所見として入力した。
うち1名とはなんだか話が噛み合わなくてちょっと困った。

●授業実施(da2)
・da2 実施
3限目のうちに事務室に行き、Y先生の印刷した小テスト用紙および課題の解答用紙を受け取った。

4限目・5限目に第7回を実施した。今回のテーマは二分探索木とヒープであった。
4限目には、久しぶりに前回の補足を飛ばしていきなり小テストを実施し、スライド資料を使った解説も行った。
そのあと第7回の補足スライド資料と3クラス共通スライド資料を使って講義を行った。二分探索木はちゃんと説明できたと思う。ヒープについては、スライド枚数も少なく、説明に割いた時間も10分間足らずであったので、あまり伝わらなかったであろう。

5限目には、まずK'sLifeでミニッツペーパーに記入させ、そのあと演習に取り組ませた。演習問題4問のうち、まず1問目でつまづく学生が結構多かったが、これについては元々あるヒントのスライドを見せながら口頭で補足したところ、ほとんどの学生は解答することができたようである。
2問目はごく簡単な問題で、しかもプログラミング問題ではなかったので、ここでつまづく学生はいなかった。
3問目も簡単な問題で、よほどプログラミングが苦手でない限り解けたようであった。
4問目はif文と再帰呼び出しの組み合わせ方を自分で考えなくてはならない問題で、(1問目がいくらかヒントになるとはいえ)かなり難しく、自力で解ける学生はごく少数であった。ヒントとして、最初は黒板に日本語交じりのJavaコードを途中まで書いたが、それでも足りないようなので、結局Eclipseでほとんど正解のJavaコードを書いてしまった。解答をバラしてしまうのは良いことではないが、ほとんど誰も解けないまま放置しておくよりはマシであろう。この時点で5限目の終了直前であった。ここあたりから多くの学生が解答を終えて退室し始め、6限目の開始から間もない頃には居残りは10名未満になった。最後の1名は(どういうわけか)ずっと1問目でひっかかっていたためにかなり遅れており、19時を少し過ぎた頃にようやく3問目を解き終え、その時点で4問目はあきらめたので、この日はこれで終了となった。

毎年のことであるが、ずるずると居残る学生の顔触れは固定する傾向があり、当日のテーマがなんであるかはあまり関係がない。そういう学生が引っかかるところというのは、当日の講義内容よりも、問題を解くときの取り組み方とか、Javaプログラミングの基本とか、そういうところであることが多い。そういう学生に対しては、「プログラム穴埋め問題は穴のあたりだけ眺めても解けないよ」とか、「Javaの基本が解っていないならもっと自主的に勉強し直さないとね」といったような助言をしている。しかし、どうも学生にはあまり届かないようである。そうかといって、当面の演習問題について、そういう学生が理解できるほどの直接的なヒントを出しても、結局ほとんど正解を教えるようなもので、教育としての効果は薄い。魚の取り方を覚えようという気の薄い人に魚の取り方を教えるにはどうしたものか。じゃあ単位を出さなければいい、という単純な話なら悩まないのであるが。

●授業処理(da2)
・da2 処理
小テスト受験状況および演習の解答状況と、K'sLifeの出席登録データを照合した。
小テスト答案を採点し、また演習の得点を集計して、これらの得点をExcelファイルに入力した。さらに、成績確認システムにも得点データを載せた。
注釈を入れたスライド資料のPDF版と、小テストの正解を、いずれも授業用Webサイトに掲載した。
ミニッツペーパーの回答データをK'sLifeからダウンロードして、軽く目を通した。やはりヒープに関する疑問が多いようであった。

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