2015年6月29日月曜日

2015/06/28(日) da3 授業準備、ltp 調査報告書の点検

●da3 授業準備
続き。Javaプログラムの残り、穴埋めプログラミング用のファイル、実習・演習用紙、小テストなどを仕上げた。最後に演習問題を自分で解いてみた。問題をいくらか解きやすくするために穴埋めに若干の変更を加え、演習問題は完成とした。
資料を所定の場所に置いて、Yo先生にメールで連絡した。

振り返ってみると、クラスカルのアルゴリズムの実装は、作り始めの頃に考えていたものよりは凝った作りになった。辺を重みの小さい順に取り出す処理のために、java.util.PriorityQueueを使うはずが、気が変わってマージソートを書いた。頂点のグループ分けを管理する処理としては、きちんとしたunion-findアルゴリズムまでを実装するつもりはなかったのに、最終的にはきちんとしたものを作った。思いの外時間がかかった。例年通りプリムのアルゴリズムの実装だけにしておけばもっとずっと短時間で済んだはずである。上級問題のためにこれだけの時間をかけたのは我ながら度を超えて非効率であると思う。
しかし、ずっとクラスカルのアルゴリズムの実装を提供していなかったことが気になっていたので、それが解決したことは個人的には良かった。この準備作業の過程で勉強になったことも多かった。この回だけではなく他の回の資料を見直すきっかけにもなった。また、上級問題のみとはいえマージソートを穴埋め問題に含めることができるようになったことも良かった。さらに、自発的に興味を持ってグループ分け(同値類の問題)を調べようという学生はめったにいないであろうが、もしそういう学生にグループ分け処理の部分を読まれてもあまり恥ずかしくないものを作ることができた。総じて、これまで急場しのぎの繰り返しで作ってきた授業をいくらか質的に改善することにつながったと思う。
一方で、java.util.PriorityQueueのようにJavaのクラスライブラリにもともとある便利なクラスを紹介する機会を逸したことはもったいなかったかもしれない。これは結局のところ15回のうちの一回程度の上級問題でどうにかするようなことでもない。昨年度は第14回の落穂びろいで話をしたが、今年度はこの話題をもっとちゃんと取り上げるのもいいかもしれない。

●卒業研究の指導
Muさんにメールで連絡を入れたところ返信があった。詳細略。
卒研生全員に対して明日以降の卒研ゼミの日程についてのリマインダをMLを通じて送信した。今のところ欠席の連絡がないので、どうやら明日は久しぶりに卒研生全員が揃うようである。

●ltp 調査報告書の点検
メールで受け取った調査報告書のうち、明らかに執筆・提出要領をきちんと確認していないもの(結構多かった)を除いた27本をデスクトップPCにダウンロードした。モノクロプリンタでハードコピーを作り、一通り目を通した。いくつかには色ペンで添削した。添削を中途半端にしたものや、目を通しただけで何もしていないものもある。6/30(火)2限目には受講者にフィードバックする必要があるので、遅くとも当日の朝までに終わらせ、またダウンロードしなかったものについてもその旨を伝えるための資料なり成績確認システムなりの準備をしなくてはならない。未完了

●その他
備品管理用Excelファイルを更新した。書式に変更を加え、また故障したPC等の除却新プロジェクタの導入、旧カラープリンタの移動を反映させた。そういえば新カラープリンタにはまだ備品シールが貼られていないような気がする。確認するべきであろう。

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