2015年11月7日土曜日

2015/11/06(金) 卒研ゼミ

●計算機環境の整備
★ノートPC hail の再導入
続き。Microsoft Office 2013, LibreOffice 4.4, Audacity, Pleiades 4.4 Luna, JRE 8, Bamboo CTH-670のデバイスドライバなどをインストールした。予定していたもの全てについてインストール作業を完了した。
Pleiadesを起動し、ワークスペースにプロジェクトを作り、そこにgwの演習素材のJavaソースファイルをドラッグ&ドロップしたところ、この操作はうまくいった。結構な手間はかかったが、使用頻度の高い hail でドラッグ&ドロップができない問題はようやく解決した。

ただし、Pleiadesに入ったJavaソースファイルを開いてみると、文字コードが合っていなくて文字化けが起きていた。Pleiadesのデフォルトの文字コードがUTF-8であるのに対し、そこに入れたファイルの文字コードがシフトJISであったためである。Pleiadesの文字コードの設定をシフトJIS (MS932)に変更した。

とにかくこんなところでこの作業は概ね完了した。あとは使いながら細かいところは調整していく。

●gw 授業準備
来週11/11(水)第7回に中間テストを実施する予定であるので、その用紙を受講者数だけ用意した。

また、第8回に行うプログラミング演習について、その中で使用する演習素材を確認した。前述の通りJavaソースファイルの文字コードはシフトJISである。受講者の利便性を考えて、UTF-8版も用意することにした。
まず、CygwinのnkfでUTF-8に変換してVxEditorで開いたところ、一部のファイルについてはVxEditorがエラーメッセージを表示し、日本語の文字を正常に表示することができなかった。TeraPadでは表示できたが、文字コードを確認したところどうやらBOM入りのUTF-8になっているようであった。
そこで、研究室のサーバ dusk (CentOS 7)に sudo yum install nkf したのち、このnkfで変換をかけた結果、そのファイルはVxEditorでも表示することができた。Cygwinでnkfを使うのは避けたほうが良さそうである。このCentOS上のnkfで変換した結果のファイルをシフトJIS版と一緒に授業用Webページに掲載した。
ただし、あとで別のファイルをTeraPadでUTF-8Nとして保存してVxEditorで開くということをやってみたところ、やはり正常に表示されなかった。CygwinのnkfとVxEditorのどちらにどういう問題があるのかは判然としないが、恐らくVxEditorでUTF-8のファイルを扱うのも避けたほうが良いのであろう。

第8回の授業中には演習素材の穴埋めをしてみせなくてはならない。そのときには演習素材のコードと正解のコードの違いを虎の巻として参照する必要がある。確か過去には、DFの結果をタブレットPCに表示しておいて、それを見ながら授業を進めた記憶がある。今年度はそういうものを当日に準備しなくても済むよう、あらかじめWinMergeの表示をPDF化しておいた。
10/28(水)第6回のプログラミング演習ではそらで穴埋めできたが、第8回では複雑さが上がるので、そらというわけにはいかないであろう。

●卒研ゼミ
3限目に進捗報告会を実施した。全員出席。
Koくんの進捗報告を聴いてコメントした。よく頑張っていた。こちらからのコメントにかなりの時間をかけてしまったが、Koくんには凹むことなく、「細部の修正を指示することができるのも大筋ができていればこそ」と思ってもらいたい。

●卒業研究の指導
卒研ゼミ終了後にMuさんにプログラミングの指導を行った。

夕方にInくんからWindows LiveのURLについて質問を受けたので http://outlook.com を教えた。
Kaくんの進捗状況を簡単に確認した。

●da2 授業準備
来週11/12(木)第8回は全15回のちょうど中間であり、前半のまとめの回として模擬テストを実施する予定である。この回には新しい講義内容は無いので、準備作業としては前日あたりに模擬テストの解説資料を確認すれば良い程度である。むしろその次の11/19(木)第9回が気になるので、そちらの準備作業を行った。

第9回のテーマは計算量・線形探索・2分探索である。3クラス共通のスライド資料と自作の補足スライド資料を点検した。
9/16(水)のFD研修報告会においてAs先生から聞いたところによると、二重ループを理解させるにはループの中身を展開して書いて見せるのが有効ということであった。As先生の説明方法の詳細は知らないが、自分がこれをやるなら説明のしやすさから言っても図のレイアウトのしやすさから言ってもその場で黒板に書いて見せることになるであろう。しかし、そうかといって受講者の予習・復習のためにはスライドも用意しておく必要がある。そこで、補足スライド資料には単独のforループと二重になったforループについて中身を展開した図を含むスライド2枚を追加した。
その他、細部にも調整を加えた。
完成したスライド資料はPDF化し、演習素材とともに授業用Webページに掲載した。

●進路指導Webサイトの更新
A先生からメールで流れてきた資料1点を掲載した。

●Webサイトの更新
9月に自分の学外向けホームページのスタイルを改訂したが、その一部として置いている課外講義のページは古いスタイルのままであった。課外講義というのは模擬講義、情報教育講習会の担当講義、AO入試合格者向けスクーリングといったものである。これらの過去の実施分にまでさかのぼってページのスタイルを改訂するのはあまり意味があるとも思えないが、今年度の分については合わせておかないと対外的に恰好がつかない。また、記憶が新鮮なうちにテンプレート代わりにページを作っておけば、今後のページ追加もしやすくなるはずである。そこで、模擬講義のページと今年度の情報教育講習会の担当講義のページについてはスタイルを改訂した。

●模擬講義資料の更新
前述のサイト更新作業の過程において、模擬講義のスライド資料を改訂した。
この模擬講義は、作った次の年度からswBに流用しながら改善を重ねており、さらにこれを今年度の情報教育講習会の担当講義にも流用し、その際には実習の素材として新しいプログラムを追加するなどの改善を行った。その大元になった模擬講義の資料は2年ほど前の状態で止まっていた。
今回のWebページ更新のついでに、swBと情報教育講習会の改善点を模擬講義の資料にフィードバックした。これで、この資料は表紙を差し替える程度で再びswBやその他の課外講義に流用することができるようになったと考える。

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