2014年9月3日水曜日

2014/09/02(火) 計算機環境の整備(PB演習 準備)

午前は私事。午後からオフィスに。

●計算機環境の整備(PB演習 準備)
引き続き新VMのupblowの整備を行った。

★CentOS 6.5の設定・整備
ファイアウォールの設定を行った。これまでmoonlightやlightning等の設定を行ったときにはGUIでメニューから選択するだけであったが、upblowではコマンドラインから行わなければならない。書籍やlightningのiptablesの設定を参照しながら行った。
SELinuxの設定を行った。こちらは、yumでインストールした上でsemanageとrestoreconを使うのはlightningと同じであった。
スクリプトlamppを実行してsecurity関連の設定をした。httpd-xampp.confを編集して、phpmyadminにlocalhost以外からもアクセスできるよう設定にした。Apache HTTP Server用にユーザアカウントを作り、httpd.confを編集してUserおよびGroupを設定した。これは概ねうまくいったが、phpmyadminのconfig.inc.phpだけは手作業でchownしなければならなかった。

★upboundからのコンテンツのコピー
昨年度までPB演習用サーバとして使っていたupboundから、学生の開発したシステムやサンプルシステムなどを、upblowにコピーした。lightningにコピーしたときはいったんZIPで圧縮したファイルをコピーして展開したので、ファイル名は文字化けしてしまったが、今回はSamba経由でコピーしたので自然に文字エンコーディングが変換されて文字化けしなかった。また、php.iniを編集してE_NOTICEを外した。
データベースの中身もインポートした。これにはlightning用にmysqldumpで取り出しておいたものをそのまま使った。ただし、mysql.userテーブルの中身のみ保存していなかったので、これだけはあらためてダンプして取り出して使った。また、my.cnfを編集してテーブル名の大文字・小文字の違いを無視するように設定した。
いくつかのシステムをWebブラウザでアクセスしてみて、ログインやページ閲覧ができることを確認した。一部のページでは文字化けが起きていた。今まで気付かなかったが、あらためてlightningでも確認するとそちらでも同じ現象が起きていた。文字エンコーディングは正しくUTF-8に設定されていた。原因は一部のファイルがBOM付きで保存されているためのようであった。 

★ツールの開発
もともとPB演習用に作っておいた、システム一覧を表示するPHPスクリプトおよびシステムのファイルをダウンロードするためのPHPスクリプトを改修した。
また、lightningにgccをyumでインストールした。久しぶりにCでコードを書いて、BOMの有無を検出するプログラムおよびBOMを除いた部分を出力するプログラムを作った。

●計算機環境の整備
デスクトップPCの中から聴こえるファンの音が少し大きくなったので、蓋を開けて中に軽く掃除機をかけてみた。開けた状態で電源を入れたり落としたりしながら調べてみると、音を立てているのはディスプレイアダプタのファンであることが判った。念入りに掃除機をかけ、それでも残った埃は綿棒でぬぐった。蓋を閉めて電源を入れてみたところ、解決はしていないようであるが、音は若干改善された。完全に壊れる前に、新しいアダプタを購入する算段をするべきか。

●その他
ゼミナール室のコーヒーメーカーを洗い、卒研生のKくんと一緒にコーヒーを飲んだ。ついでに就職活動状況について訊いた。

以前CSC運営委員をやっていたときに訪問したことのある企業から、メールにて募集の連絡があった。この企業には隣のI研究室のOBが就職した。隣のI先生にうかがったところ、このOBはいまも元気で働いているそうである。I先生とも相談の上、興味のある学生を集めて後日企業に連絡することにした。さしあたってはその旨のみを先方に返信した。

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