2014年9月14日日曜日

2014/09/14(日) 修学懇談会、計算機環境の整備

●学生への修学指導
9/12(金)に電話で連絡がとれなかった学生1名から、メール連絡への返信があり、この学生との面談日程も決めることができた。

●計算機環境の整備
修学懇談会の前に少し、後に目一杯、この作業を行った。

★管理用ファイルの更新
機器の設置状況の変更やアカウントの作成などを管理用ファイルに反映させた。

★ネットワークの不調?
続き。サーバ室から新しいスイッチングハブを調達し、ProLiant MicroServer N54L×2台が直接つながっているハブを置き換えた。これで、2台のうちVMware vSphere Hypervisor (ESXi)マシンsunlightへの接続は安定したように見えた。

しかし、もう一方のFreeNASマシンmoonlightへの接続は相変わらず不安定で、特に同じサブネット内からは接続しにくいままであった。デスクトップPCからpingを打つとパケットが75%ほどロスし、ESXi内の仮想サーバからは全くパケットが届かない状態であった。サブネット外のサーバからはpingがある程度通ったが、これはどういうわけかわからない。なお、moonlightに刺さっているリモートアクセスカードへの接続は問題なかった。
LANケーブルをつなぎかえたり、新しいハブと研究室内にもう一台あるハブを入れ替えたり、moonlightのファームウェアをアップデート(後述)してみたりと、いろいろやってみたが、現象は変わらなかった。いよいよmoonlightのオンボードLANポートの故障を疑わざるを得ない。壊れかけのハブなんか使っていたせいで、MicroServer側のLANポートまで壊れたのかもしれない。

新moonlightのMicroServer本体は昨年6月頃に購入したもので保証期間は過ぎていることでもあるし、修理に出すような面倒は避けたい。MicroServerのPCIバスに新しいアダプタを挿すのも面倒なので、USB接続のLANアダプタを調達することにした。そのほうが修理に出すより簡単かつ安上がりのはずである。
FreeNASのHardware RecommendationsからによるとFreeBSDのリリースノートを見ればいいようであるので、そこに掲載されているものの中からBUFFALO LUA3-U2-AGTを選び、Amazonで注文した。
これで問題が解決して、なおかつもっと速いLANアダプタが必要になったら、そのときはいよいよPCIのアダプタを買うことにする。

★MicroServerのファームウェアアップデート
前述の通り、ネットワークの不調の原因を探る過程で、ProLiant MicroServer本体のファームウェアをアップデートした。ついでなのでリモートアクセスカード(RAC)のファームウェアもアップデートした。

ダウンロードしようとすると、サインアップを要求されたので、まずこれを行った。次に保証書に記載されている製品番号および製造番号を登録した。現有の2台のうち、アップデートをかけたいのは先に購入したほうの1台であったが、こちらの番号は有効期限切れのようであった。後に購入したほうの番号を入力したところうまくいった。
本体とRACそれぞれのアップデート用ファイルをダウンロードした。本体用のものは実行ファイルで、RAC用のものはZIPファイルであった。

先にRACのファームウェアのほうをアップデートした。これは、ダウンロードしたZIPファイルから取り出したファイルを、RACのWebインタフェースからアップロードするだけであった。しばらく待たされたが問題なく完了した。

次に本体のファームウェアをアップデートした。USBメモリ 1本をデスクトップPCに挿してフォーマットした。ダウンロードした実行ファイルを実行すると、自己解凍し、アップデート方法を記載したドキュメント(HTML文書)を開いた。そこからCreationなんたらを実行したところ、USBメモリに必要なファイルをコピーされた(ように見えた)。このUSBメモリをMicroServerに挿して起動したところ、DR-DOSが起動したが、次のようなメッセージを表示しただけで終わってしまった。

  RomPaq may take a few minutes to get started, please be patient...
  Command or filename not recognized

検索したところ解決方法が見つかった。先ほど自己解凍で作られたフォルダのうち、Flat Filesというフォルダから、その中身をUSBメモリ内のルートフォルダに丸ごとコピーした。その上でUSBメモリでMicroServerをもう一度起動したところ、わけのわからない文字列が表示された。USBメモリを抜いて、MicroServerを再起動し、BIOSを確認したところ、BIOSのタイムスタンプが本体購入日より後になっていたので、どうやらアップデートはうまく行ったようである。

★ファイルサーバの構築
前述のような次第で、新moonlightはUSB接続のLANアダプタが届くまでは使用に耐えないので、急きょ現twilight(旧moonlight)をmoonlightに戻した。

残作業
・新moonlightをあらためてネットワーク接続する。
・daybreak, daybreak2から新moonlightへアクセスできることを確認する。
・4階演習室内の各PCから新moonlightへアクセスできることを確認する。
・学生のアカウントのパスワードを各自に設定させる。
・新moonlightの共有フォルダが問題ないことを確認したのち、新twilightを停止する。

●修学懇談会
11時に1号館内の教室に集合し、11時半からの修学懇談会に参加して、3組と面談した。うち1組は学生本人を連れて戻りもう一度面談するということであったので、14時半まで待ったが、結局戻らなかった。
終了後、面談した旨のみをK'sLifeに所見として入力した。また、1組については、面談の記録を本来のクラス担当であるC先生にメール添付で送信した。

●計算機環境の整備(VersaPro)
続き。私物のNEC VersaPro J VS-8 (VJ18VS-8)にlinuxBeanを導入し、WLI-UC-GNM2Tで無線LAN接続することにもう一度挑戦した。Windows用無線LANドライバを使う機能(ndiswrapper)では一度はうまくいったが、一度きりで、そのあとはデバイスは認識されているのに無線LAN接続はできない状態になっていた。

いろいろ調べた挙句、Windowsのドライバを削除したのち、あるページの記載を参考にして次のコマンドを実行したところ、あっさり接続できた。

  sudo bash
  modprobe rt2800usb

このままでは再起動するたびにこれを実行しなければならなかった。そこで /etc/modules に次の1行を追記して、起動と同時に無線LAN接続するよう設定した。

  rt2800usb

これに行きつくまでに、Windowsのドライバの7用、Vista用、XP用をとっかえひっかえしてみたり、infファイルを眺めてみたり、firmware-ralinkapt-getで導入してみたりしたが、終わってみればなんでそんなに苦労しなければならなかったのか解らないぐらいの簡単さであった。
最新版のlinuxBeanをクリーンインストールすることも考えていたが、せっかく接続がうまくいったのでやめた。
VersaProに本来内蔵されているMarvell sd8686も同様の方法で使えるのかもしれないが、それを調べて試すのも面倒である。また、このsd8686はWindows XPで使っていたときから動作がやや不安定であった。あえてこれを使えるようにすることもないであろう。
WLI-UC-GNM2Tを使うことの欠点はUSBポートが一つ埋まりっぱなしになることだけであり、妥協できる程度のことである。


導入2の準備をするつもりであったが、全く手を付けなかった。明日の午前中が勝負である。

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