2015年10月18日日曜日

2015/10/17(土) 計算機環境の整備

午後13時半頃からオフィスに。


●研究室内Wikiの更新
昨日の卒研ゼミで評価実験の仕方についてKaくんから質問された。いい機会であると考えて、研究室内Wikiに“卒業研究におけるシステムの評価”に関するページを作り、まずは評価の意義や方針について留意すべき事項をザッと書いた。また、研究室の蔵書や過去の卒業論文および研究会論文などを参考文献として列挙した。
まだ書き足りないこともあるが、いずれ書き足すことにしては、当面はこれで良しとする。

●da2 講義資料の改訂
10/15(木)第5回のスライド資料に誤字やフォント指定の誤りがあったので修正した。ついでにスライド2枚を追加して、少し解りづらいところを図解した。

●計算機環境の整備
★仮想マシン midnight (Windows Server 2008 R2) の調整
続き。実行中のまま放置しておいた LOAD DATA INFILE 文は「MySQLサーバとつながらなくなった」という意味のエラーメッセージを表示して止まっていた。いよいよ10/14(水)に検討した二つの解決方法のうちの解決方法1を試す。

22) 移行元サーバ daybreak においてXAMPPコントローラでApache HTTP ServerおよびMySQLを停止した。
23) 移行先サーバ midnight においてもXAMPPコントローラでApache HTTP Server およびMySQLを停止した。
24) midnight のフォルダ C:\xampp\mysql を適当にリネームした。
25) daybreak のフォルダ C:\xampp\mysql をまるごと midnight の C:\xampp\mysql にコピーした。
26) midnight のXAMPPコントローラでApache HTTP ServerおよびMySQLを起動した。あっさり成功した。phpMyAdminで中身を閲覧しても、特におかしなところは見当たらなかった。

これに加えて 12) の (c) をやり直した程度でMySQLデータベースの移行は完了した。最初からこれを試せば良かったと思うほど何にも問題が無かった。
各Webアプリケーションの動作の詳しい確認は今後必要に応じて行っていくことにする。早々に動かしたいのは、消費電力データや電子錠登録データを保存・インポートするために稼働させるバッチ処理であるので、これの動作を検証した。

27) バッチ処理を実行したところ、.NET Frameworkの例外やROBOCOPYのエラーが発生することが判った。以下の 28)~33) を行い、適宜バッチ処理の実行を繰り返して動作を確認した。

28) サーバマネージャの「機能」ページから機能追加ウィザードを実行し、「.NET Framework 3.5.1」をインストールした。なお、このときに「WCFアクティブ化」など他の項目にチェックが入っているとIISをもインストールするようで、そのときにはウィザードをいったんキャンセルしてから「.NET Framework 3.5.1」のみをチェックしなおす必要があった。
29) MySQL Connector/NET 6.2.3 を導入した。このバージョンはMySQLのWebサイトでは手に入らないようであるが、移行元の daybreak とバージョンを合わせるためにファイルサーバにあったインストーラを使った。
30) ここまでの作業は Administrator で行っていた。ここで自分のアカウントを作成した。
31) Administrator としてログオンした状態でコマンドラインを開き、 secpol.msc を実行してパスワードポリシーの変更を行った。
32) バッチ処理におけるROBOCOPYの呼び出しにオプション /copy:mt を追加した。
33) バッチ処理の対象となるファイルのあるトップフォルダのプロパティを開き、所有者やアクセス権限などを変更して、このフォルダ以下にある全てのフォルダおよびファイルのフルコントロールを自分のアカウントに与えた。

34) 28)~33) の作業を経て、ようやくバッチ処理がうまく動くようになった。

35) .NET Framework 3.5.1 の導入に伴い 29)~34) の裏でWindows Updateのダウンロードが行われたようで、インストール待ちになっていたので、このインストールを行った。
36) 本日の作業はここまでとして midnight をシャットダウンした。
37) 29)~34) の間にタスクマネージャでパフォーマンスを確認したところ、メモリの使用量が1.6 GBくらいにまで上がっていた。恐らくバッチ処理とWindows Updateが同時に走ると毎回このくらいのメモリを要するであろう。メモリの容量が2.0 GBでは不安を感じたので、デスクトップPCの VMware vSphere Client で仮想マシンの設定を開き、仮想マシンのメモリを3.0 GBに増やした。

現時点で思いつく残作業を列挙すると次の通りである。

残作業1: daybreak および daybreak2 のバックアップ
残作業2: daybreak2 の停止
残作業3: midnight のIPアドレス変更
残作業4: midnight のWebアプリケーションの動作確認
残作業5: midnight のバッチ処理の定期実行の動作確認
残作業6: daybreak から dawn への研究室内Wikiの移行
いずれは daybreak も停止するつもりであるが、その前提条件として残作業4, 5, 6が完了しなくてはならないし、少なくとも1か月間くらいは移行先の midnight の様子を見たい。

●学生への修学指導
10/12(月)の1年次生との面談において、授業料免除などの条件を調べることが宿題になっていた。奨学金や特待生の制度について調べた。詳細略。

●その他
自室の表に貼る今学期の時間割をようやく作った。

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