2013年10月21日月曜日

2013/10/19(土) 画面共有方式を検討

昼過ぎまで休養して夕方からオフィスに。
いろいろやろうと思っていたが、結局大したことはしなかった。

●画面共有方法を検討
続き。リモートデスクトップを実現するフリーソフトBrynhildrを使って、貸与ノートPCでPowerPointのスライドショーを動かし、別のPCからこれを操作するということを試した。
貸与ノートPCにおいてBrynhildrをサーバモードで動かすのが最初はうまくいかなかった。F-Secureの設定を見てみると、アプリケーション制御が無効になっていた。これを有効にした上でBrynhildrをサーバモードで起動しなおしたところ、接続の許可を求めるダイアログが表示され、Brynhildrがうまく動くようになった。今年度のswBやオープンキャンパスの模擬講義で、TalkやWireが動かない現象がたびたび起きたのも、この設定のせいだったかもしれない。
このBrynhildrというソフトウェアはよくできていると思う。貸与ノートPCでのPowerPointスライドショーをリモートPCから見ていても違和感がないし、マウスカーソルの動きの追従性能もかなりいい。しかしそれでも、リモートPCからペン機能で字を書いてみると、ローカルでと同様に滑らかに書けるというわけにはいかなかった。これはやはりリモートデスクトップによる遅延が若干でもある以上は仕方ないであろう。
発想を逆にして、手元のPCでPowerPointスライドショーを実行し、その画面をリモートの貸与ノートPCに送るようにすれば、リモートデスクトップによる遅延に影響されず字を書くこともできるはずである。しかし、このやり方を授業でやるとなると、非力なタブレットPCにあれやこれやの処理をさせ、ずっと処理能力の高い貸与ノートPCではリモートデスクトップの表示を液晶プロジェクタに渡すだけということになってしまう。しかも、授業中はタブレットPCをオフにすることができない。このような運用はあまり現実的とは思えない(一度くらいは試してみたくはあるが)。
結局、貸与ノートPCのPowerPointスライドショーに、リモートのタブレットPCからペンで字を書くという運用方法は、とりあえずいったんあきらめるほうがよいようである。

●その他
貸与ノートPCにAdobe AIRなどのアップデートをかけた。

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